以前、当塾にいた時にいたある塾生の携帯電話の画面が割れていた。

それについて「やめたほうがいいよ。ろくでもない人間ばかりきちゃうよ。」などと指摘したことがある。

なぜ?

携帯電話は特に自分を表すメタファーであり、いわば分身のようなものだから。

それを大事しないってことは、自分を大事にしてないのと同意。

他人から見れば、「あ、この人は自分大切にしない人なんだ。イコール他人をも大切にできない人」と暗に写る。

そうするとどうなるか?

自分を大切にしない、他人を大切にできない、傷つける人ばかりが集まるようになるのだ。これホントね。

「いやあ自分ってなんでこうもついてないのかね」
「よく人に裏切られるんですよね」
とか言ってる人いるよね?

よく見てみるといい。

使ってる「道具」がよく壊れるから。本当に。なくしたりとかね。

道具の寿命ならわかる。

が、なぜか、寿命でもなく、よく壊す、壊れる。

そういう「道具」を大事にできない人は、人を大事にできない人であり、人を傷つけ、傷つけやすくなる。

商売であれば、道具を大事にできない会社やお店は、お客さんも雑に扱う。従業員や取引先なども。

なので、私はよくその人が持ってる「道具」はよく観る。

物を買う時やサービスを受ける際は、その会社やお店の「道具」の扱い方をよく観察する。

イチローさんだって、グローブやバットはめちゃくちゃ大事にしてたよ。だからあれほどの活躍ができたのだ。

お金持ちでお金を雑に扱う人はいない。お金をとても大切に扱っている。逆にお金に縁がない人は、お金は汚いものとか、無意識にお金を雑に扱っている。

このように、道具というのは、その人の「本質」を表す貴重なメタファーなのである。

会社やお店であれば、そのポリシーを写す鏡のようなもの。

だからこそ、商売で成功したければ、商売道具を大切に扱う。つまり、「気」を入れることが肝要だ。